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ジルコニアマージンオフセット

ジルコニア、CADCAM冠などマージンオフセットを出来るだけ小さくしたいのは技工士であれば思うところだと思います。

ステップのないメタルのようなシャープなマージン先端は理想ですが、CADCAMの場合、ミリングマシン、CAMソフト、設定値、材料、の全てが理想の状態で嚙み合わないとその理想に近づくことは出来ません。

チッピングを恐れてマージン先端を厚く残してミリングし、技工士の巧の技で薄く削り込むという作業は決して効率の良いものではありません。石膏模型が有ればその方法も可能だとは思いますが、モデルレスのiosデータでお預かりした場合は相当な作業ストレスになります。モデルを3Dプリントしても50μの粗い積層の上では実際はマージンは合いません。

如何に材料を薄く攻めていけるかがラボの技術評価の一つになるとも考えています。

写真の通り、シンタリング後の表面、内面無調整での適合状態です。いわゆるゼロマージンに近く、ほぼマージン調整の必要がありません。

弊社では保険、自費共にゼロマージンを目標としてベストな補綴物をお届けしております。

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